『今日ね、生徒集会中に喋ってた男の子達と仲良くなったよ。一人は優しくて、面倒見がいい子で、もう一人は不思議な人だったよ。』 安野先生に日常報告するのは、アタシの勝手だけど、いつも笑顔で聞いてくれるんだ。 『不思議な人?』 『名前も綺麗なんだよ。翔るの翔に唯一の唯で、翔唯って、いうんだよ。』 安野先生はえ?って、何故か驚いていた。