少女は疲れた。

殺すことも笑うことも,
そして,泣くことも。

一人の少年が少女に近寄る。

少年は,少女を殺す。

少女の死を屍に彼は生きる。

世界はそうやってできている。

殺られ殺りそして生きる。

信用できるのは自分だけ。

そして僕たちは生と死の狭間を彷徨いながら生きる。