短い人生にヒカリをくれたキミ




合コンに来る男の子なんてチャラいんだろぉなぁ…



太ももとか触られたりして。
そこで叫んじゃったら合コンのムード台無し。


という、勝手なシナリオがあたしの頭の中で出来上がっていた。








「はぁぁあぁあ………」





「そこまであからさまな溜め息つかなくても!ほら!気合い入れて!もーすぐ着くよ」



もぉ着いちゃうの?!
まだ心の準備がぁ………









「はぁぁあぁあ………」



「こーら。部屋入るからそのオーラどーにかしなさい!」


もぉ部屋?!




「失礼しまっす!」




「えっ、ちょっ!待っ……」




美玲はあたしの言葉を無視してあたしを部屋の中に引きずり込んだ。