短い人生にヒカリをくれたキミ



何で止まるの?



外には誰もいないから助けを求めることもできない。

しかもあたしたちは頂上。

スタッフさんが寝てたらどーしよう。



「泣くなって………」


「泣いてなっ………」


あたしのほっぺたに温かいものが伝った。
涙だ。


だって………っ


怖いんだもん……



一生このまんまだったらどーしよう?

真っ逆さまに落ちちゃったらどーしよう?



怖いよ……………



隼人あたしの隣に座った。