「なっ?揺れねぇだろ?ジッとしてろ」 なっ何で抱きしめられてんの?! って思ってるあたしもなんで抵抗しないんだろう? 「あれ?抵抗しないんだ?」 「う……うるさいっ……」 「ふーん。じゃあ離れる」 隼人はそう言ってあたしを離した。 隼人は何事もなかったかのように足を組ながら外を眺めてる。 「………や……」 「ん?」 「いや………」