それからあたしは
クラスで生活するのが
少しずつ苦になっていった。

そんなときに父親の転勤が決まり
この街に越してきたの。

あたしはこの街では
楽しくやっていこうと
毎日を笑って過ごした。

そして中学生になった。


ちょうどそれから
半年位経った頃かしら、
あたしは知らない男子生徒に告白された。

その人のこと知らなかったし、
好きな人と付き合うなんて。

そう思ったあたしは、告白を
断ったの。