トーストを食べ終わり、コーヒーを飲ん でると、春樹兄が、リビングに戻ってき た。 『じゃー、行こうか』 春樹兄は、車のキーを指でクルクル回し ながら、言った。 『待って』 俺は、飲みかけのコーヒーを飲み干し て、春樹兄の後をついて、玄関に走って 行った。