『父さん達、もう仕事行ったから、俺が 学校まで送ってくね』
リビングのテーブルのイスに腰掛けた俺 の頭を撫でながら、春樹兄が言った。
『うん、ありがと』
俺は、゙いただきまーずと言いながら テーブルに準備してあったトーストを食 べた。
『じゃー、アキの荷物、車に積んどくか ら、部屋入っていい?』
俺が頷くと、春樹兄は、俺の部屋に行っ た。