まさか、だった。 先輩が、よりによってあの小林先輩が 度胸があって、頼りがいもあって、しかも見た目もかなりかっこよくて そう、俺なんかよりずっと・・・ そんな先輩と俺が付き合っているなんて。 奇跡、だった。 そしてその奇跡に、俺は未だに戸惑っている。