先輩は、3年生なのに。 進路のことを考えないといけない 先輩が、余裕で昼寝をしていたなんて。 「 ・・・・・・もう 」 ”信じられない”と内心 溜息をつきながらも、 私は抵抗をやめた。 ─────────あのとき、 私がドアを開けようとした瞬間 後ろから手が伸びてきて、 「 ・・・シッ、黙って 」 腰を引き寄せられて、 委員が使うカウンターの下に そのまま引きずり込まれた。