「 どこ行くんですか? 」


「 ・・ちょっと遠い所 」





クリスマスに行きたかった所。
きっと葵も気に入ってくれる。





俺が、一番好きなところ。





「 寝てていいけど・・ 」


「 ・・・・んぅ・・ 」


「 ・・・誘ってんの? 」





俺にもたれかかって、
気持ち良さ気に寝息を漏らしている。
”暖かい格好”って
言ったのにも関わらず薄着だった。





胸元が大きく開いたニットから
覗く淡いピンク色の下着。










「 ・・・いや、無理だろ 」






ここで何もしない奴は
男じゃねぇ。