1年が早く終わればいい。












早く、次の春が来ればいいのに。











一瞬に感じるのは葵との時間だけ。
葵のいないつまらない毎日が
早く終わればいいのに。










そんなことを思いながら
俺が寝たのは、朝の4時だった。