──────────ピンポーン・・ インターホンが鳴って、 お母さんが玄関へ向かった。 知り合いと話すような口調の お母さんの声を聞きながら ご飯に手をつける。 「 ・・・・・よかった、元気で 」 その声に、力が抜けて 箸を落とした。 「 ・・・・話があるの 」