体から力の抜けた私を 抱き上げて、ゴンドラから 降りた先輩が小さく笑って、 「 まだこんな力があったんだな 」 そう言って、先輩にしがみついた 私の頭を優しく撫でた。 人目なんて気にしない。 気にする余裕なんて、ない。 「 離れたく、ない・・・ 」 ”今日は” もう我侭は言わないから、 今日だけ、今日だけ・・・・・・