明日こそ…リベンジを果たさなくてはいけない。

これが私達の運命。

私はそう感じる。

 「私、やっと本気になれる。
  愛華ちゃんのおかげだよ。」

今日は月が綺麗だ。

星もよく見える。

明日はいい天気になりそう。

あの頃はまたテニスをするなんて考えてもいなかった。

でも、これは必然であって…。

生まれる前から決まっていたんだ。

私はこの先もずっと…。

勝ち続けなくちゃいけない。

負けることは許されていない。

それが私がテニスをやる上で決めたことだから。

 「愛華ちゃん。
  私、愛華ちゃんのこと大好きだよ。
  可愛いし、優しいし。
  …でもね?」

最後に勝つのは私。