「…おかえり。」 「…うん。」 久しぶりに見る気がする歩斗。 「…全国おめでと。」 「あ、ありがと。」 …なんかぎこちない。 「先輩ら…どんだけテニス好き なんだかって感じ。」 「強いからね。」 歩斗の玄関から歩斗のお母さんが出てきた。 「愛華!! 全国だってね! おめでとう!!」 歩斗のお母さんが抱きしめてくれた。 あたしのことをわが子のように可愛がってくれた歩斗ママ。 大好きだ。 「…ありがとう!」 「さ、入りな! 愛華のママも皆来てるよ。」