「正解だと思う。
  海斗先輩もそうしてた。」

頼りにしてるぜ、次期部長。

蓮はオレにそう言った。

部長に選ばれるってのはやっぱ重大な任務であって…。

蓮だって部長に選ばれたかったはず。

 「オレにはできないからさ。
  歩斗のサポート。」

安心だろ?とまたいつもの笑顔。

 「頼りにしてるぜ、副部長!」

 「うるせーよ。
  真似すんな!」

皆どんな練習してんのかな?

帰ってきたら教えてもらおうっと。

 「城田ー!!
  お前ら次な!!」

 「了解。」

オレらがオレらでいられる場所。

それがココだから。