確かに、自慢ちゃうけど告白は…結構されてる。 でもそんなん、顔以外はあたしのことみてないくせに…。 そんな告白は、本物じゃない。 されても嬉しくない。 「…ありがとう」 お礼を言うと、ニコッと微笑まれて右手を差し出された。 「夏希って呼んでな。 あず…って呼んでいい?」 「うん、よろしく!」 これが、夏希との出会い。 入学して、初めての友達。 同じクラスなので、余計に嬉しかった。