コンビニにつくと、駐車場で堂々と煙草を吸う力也の姿があった。
隣には、…拓馬の姿。
夏希が笑顔で駆け寄り、その後ろからついて行く。
「あずちゃん、久しぶり!」
軽く頭を下げると、微笑まれた。
拓馬をチラリと見ると、視線がぶつかった。
少し戸惑うも、目が合ったからには軽く頭を下げた。
すると、頭を軽く叩かれる。
さっきの出来事が嘘のように、笑顔で接してくれる拓馬くん。
あたしも、気にしないことにした。
「りっくん、喉かわいたぁ」
夏希がわざとらしく甘える。
「ほんま、かわいくないわぁ」
力也は夏希にデコピンをくらわせ、笑いながら2人はコンビニに入って行った。
「力也もまだまだやな」
拓馬は、片手に持っていた煙草の火を消す。


