リビングに行って、軽く昼食をすませる。
急いで用意をし、マンションに向かった。

高校生の頃は、毎日会うのが当たり前だった。
だから、2日連続で会うことが懐かしく思えた。

…部屋の前につきインターホンを鳴らすと、すぐに夏希が出てきた。


「えっ、何っ!?」


いきなり後ろから、手で目を覆われた。


「ゆっくり進むでぇ」


そのまま、まっすぐと進んで行く。
扉の前で立ち止まり、夏希が手を離した。