「これぐらいの長さで、大丈夫ですか?」


「はい、ありがとうございました」


ミユウは髪型を鏡で確認し、満足気に微笑む。


「またお待ちしてます」


店の外まで見送り、手を振り返した。


そのあと、今日の担当のお客さんは終わったので、掃除をした。