後ろ姿




だが、そんなことはお構い無しに晴樹は微笑む。


「今日、早いな!めずらし、雨降るんちゃん」


晴樹は、梓紗の頭をポンッと叩くと店長に話しかけに行った。

あれ? なんか、普通?
あたしが気にしすぎなんかな…。

そのあとも、いつも通りに接してきたので、あたしも出来る限りいつも通りに接した。