あっという間に時間は過ぎ、最後に観覧車に乗った。
窓からの景色は綺麗で、頂上に近づくほど美しい。
イルミネーションがキラキラと輝いていて、見とれてしまった。


…いつか、拓馬くんと観覧車に乗りたいな。


観覧車はすぐに一周してしまい、出口のゲートに向かう。

光のトンネルを通った後にゲートを出ると、心にポッカリ穴が開いたような感覚がした。