「そろそろ行こけ」
ジュースを飲み終えたと同時に、またバイクの後ろに乗り学校へと向かう。
すぐに学校につくと、来客用の駐車場でバイクは停まった。
「遅刻やぁ」
チャイムはすでに鳴りやんでいた。
携帯を開くと、5分遅刻だった。
そのまま2人で下駄箱に向かい、それぞれスリッパに履き替える。
昨日、反省文を書いたものの…懲りずに来客用スリッパに履き替えた。
「あっ、不良少女!!」
梓紗のスリッパを指差しながら、拓馬はケラケラ笑う。
「拓馬くんは…派手ですね」
2年生は紺の筈なのに、なぜか彼のスリッパは黄色をしている。


