後ろ姿




かばんを取り返すため、必死に反省文を書く。

たまに文字が掠れたり、誤字が出てくる。
そんなことは気にする余地もなく、反省文の多さに圧倒されていた。

たまに耳に入るチャイムの音が、特に耳障りで仕方ない。



いらいらと戦いながら、いつしか、夕方の五時をまわっていた。

読み返すのが嫌なくらいの量と、書きつかれた腕を交互に見る。

もう、無理。
手疲れた、だるい。


担任を呼ぶことさえだるくて、机に伏せる。
とたんに睡魔が襲ってきて、いつの間にか眠ってしまった。