2人のやりとりを見て、表情が緩む。
すると突然、頬に冷たい何かを感じた。


「相変わらず、うるさいなぁ。そう思わん?」


頬には、水が滴る缶ジュースが当てられていた。
それを手に持っていたのは…。


「拓、やっと来たんかよ」


…拓馬くんだった。
驚きのあまり、声が出ない。