…忘れよう。忘れるべき。
あたしがいつまでも好きでおったら、拓馬くんに重荷になる。
近くにいることで、拓馬くんを苦しめてしまう。
距離を置いて…いつかまた、普通の゛先輩と後輩゛に戻れる日を待とう。
そうなる日が、いつかきてほしいな。
もう一生、会うことがなくても…いい。
これ以上、彼を苦しめたくない。
自分の気持ちを必死に押し殺す。
声を出さずに我慢しながら、泣いた。
拓馬くんのことで泣くのも、今日で最後にする。
バイバイ、拓馬くん。
…ありがとう。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…