パンッ




教室中に音が響いた。




「……雫…?」




雫が染井さんにビンタしていた。




「止められたけど…ごめん、ごめんね。けど、私後悔はしてないから。」




「…………っ何するのよっ!」




「そこまで。」




「京葉…」




雫を殴ろうとした染井さんの手を京葉が後ろから掴んでいた。