「お待たせ!」




今日は相羅とデートの日。
やっぱりデートは何回しても緊張は消えない。
最近は色々あって出来ていなかったせいか余計に緊張している。



しかも、




「「「キャア―――――!!」」」




――私の声は道端を歩く女子の声にかき消されてしまった。