続・恋雪



私は遠子さんの腕の中で泣き続けた。




「さすがだね…」

「あの人達にはかなわないな…」

「安心しました。じゃあ…俺達はこれで。また学校で、と空にお伝え下さい。」




「気をつけて帰るのよー」







その日の夜はいつの間にか眠ってしまっていて、珍しく何の夢も見なかった。