「どうしていいかわからない」 「は?」 「その…ごめんね」 「謝まんなよ 何も悪いことしてねえじゃねえかよ」 手を大ちゃんの肩に近づける 肩に触れるとあったかかった 「んっしょ しっかり捕まれよ?」 「…うん」 「つうか お前軽いなあ 飯食ってるかよ?」 「食べてるよ 奈緒ちゃんのご飯」 「奈緒姉のねえ」 「素朴で美味しいよ」 「素朴ってお前…面白いな ほんと」 軽い足取りで坂を下っていく 首筋を見てみると わずかに汗ばんでいた