小さな豆子は霊能力者!? ―マイ・プレス―


「うそ…誰もいない…」

私が遅すぎて誰もいないというね

「そんなー…」

涙が込み上げる

ここが丁度ど真ん中

引き返す事も出来ない 進むしかない状況

「もうヤダ…」

思わず座り込んだ

お腹も痛いし 何だか空も曇ってる

弱音を吐いたら負けだと思ってる

もう負けでいいよ もう…

「おい」

突然 頭の上で声がした

私の心臓は飛び上がった

「…何で顔上げねえんだよ?」