私達の班では、近くに川があると言うことでそこに行くことになっていた。
 だがしかし、そこまでの道程が長い長い。


 「つ、疲れた…」

 道程が長いと言うよりも、道が険しい。
 足元が不安定で何度転びそうになったことか。

 「莉奈頑張って、もうちょっとなんだから」
 「だって明希さーん、足痛いっすよー」

 でこぼことした道を通ってきたため足に激痛が走る。
 道の整備をしっかりしてくれよう!


 何てぶつぶつ愚痴を言っていたら、水の流れる音が聞こえてきた。