「おやすみなさい」


「ん」


ベッドに横になり


恭介さんの手がお腹に


「今は静かだな」


「フフフ… Jr.もクリスマスではしゃぎすぎて、もう寝たんですよ」


「フッ そっか。じゃあ」


へっ?


恭介さんが上体を起こし


…ッ!


唇を重ねてきた。


――





唇を割って私の中に恭介さんの舌が…


私の舌と…絡んでる。


――





唇が離れ


「恭介さん」


「ん?」


「た、食べられません…よ」


「フッ 大丈夫だから…心配すんな」


「い、いえ、私じゃなく…恭介さん」


「ん?」


「大丈夫…ですか?」


「!? クククク…ハハハ…」


「恭介さん?何が」


「お前なぁ」


「えっ?」


ベッドに寝っ転がって


「クククク…心配して…ハハハ…くれて…あ、ありがとな」


何がそんなに可笑しいんだろ?


きょとんと恭介さんを見つめてると抱き寄せて


「さっ、もう寝ろ。体に障る」


「は、はい。お、おやすみなさい」


「ん」


チュッ!


頬にキスしてくれて…眠った。