「き、恭介さん、洗わないと」
「ん、洗ってやる」
「へっ?いえ、自分で洗いますから恭介さんは自分を」
耳元で
「代わりに俺も洗って」
「えっ?」
振り返って恭介さんを見ると…ニヤリとしてた。
バスタブから上がり
「ほら座れ」
「はい」
覚悟を決めて洗ってもらう。
結婚して一年半くらいになるけど、やっぱり恥ずかしい。
次に恭介さんを洗い…恭介さんの背中広いな。
駄目だ、何見とれてんのよ。
「はい、洗い終りましたよ」
「ん」
二人とも髪を洗い、再びバスタブへ
後ろから抱きしめてお腹を撫でてる。
…ァッ!
「また動いてんな」
「えぇ、気持ちいいんですね」
「そうだな、だけど…ホントに暴れん坊だな」
「フフフ…やっぱり恭介さんに似てるんですって、お母さんが云ってましたよ」
「マジかよ」
「はい。恭介さんもよく暴れてたって」
「ふ~ん」
何となく穏やかな雰囲気…
だったんだけど
やっぱり恭介さんは恭介さんだ。



