Apasionado!2~俺様社長様の甘い誘惑~




「寝るか?」


「はい」


ベッドに入り


「あ~やっと家で寝れんな」


「フフフ…そうですね」


俺に擦り寄って来て首筋に鼻を擦り付けてる。


「ん?」


「フフフ…恭介さんの匂い」


「俺の匂い?」


此処何日かそんな事を云ってんな、そう云えば。


「フフフ…」


「ん、何が可笑しい?」


「安心するんですよ、恭介さんの匂いを嗅ぐと」


お前は本当に犬か!

「恭介さんの匂いをね胸一杯に吸い込むとね、この子も安心してるみたい。私が落ち着くからこの子も落ち着くんでしょうね」


「……」


ますます鼻を擦り付けてる。


ヤバいかも知れない。