ダイニングに戻ったら
ん?
志織?
ガチャッ!
「ど、どうした?」
真っ青な顔でダイニングへ
慌てて傍に寄り椅子に座らせる。
「あ、大丈夫。ご飯を」
あ、炊きたての飯の匂いか。
「俺がすっから」
「すみません」
「食えるか?」
「い、今はちょっと…恭介さん、先に食べ始めて下さい。私ももうちょっとしたら食べれますから」
「ん、分かった」
先に食い始めるが…
「お前、横になったらどうだ」
「いえ」
「気を遣わないでいいぞ」
「遣ってませんって。私もお腹が空いてるんですから」
「あっ、そう」
やっぱり食い気だけは健在か。
フッ なら大丈夫だな。
コイツが食えないって云ったらヤバイが。
――
―
暫くして落ち着いたのか食い始めた。
相変わらず食欲旺盛だな。



