Apasionado!2~俺様社長様の甘い誘惑~




ダイニングに戻ったら


ん?


志織?


ガチャッ!


「ど、どうした?」


真っ青な顔でダイニングへ


慌てて傍に寄り椅子に座らせる。


「あ、大丈夫。ご飯を」


あ、炊きたての飯の匂いか。


「俺がすっから」


「すみません」


「食えるか?」


「い、今はちょっと…恭介さん、先に食べ始めて下さい。私ももうちょっとしたら食べれますから」


「ん、分かった」


先に食い始めるが…


「お前、横になったらどうだ」


「いえ」


「気を遣わないでいいぞ」


「遣ってませんって。私もお腹が空いてるんですから」


「あっ、そう」


やっぱり食い気だけは健在か。


フッ なら大丈夫だな。


コイツが食えないって云ったらヤバイが。


――





暫くして落ち着いたのか食い始めた。


相変わらず食欲旺盛だな。