Apasionado!2~俺様社長様の甘い誘惑~




「志織」


「は、はい」


「そろそろ晩飯にすっか」


時間は6時だ。


「あ、はい」


膝から飛び降りて


「直ぐにしますから」


「ん」


「先にお風呂に入って下さい」


「ん、そうすっか」


やっと機嫌が直ったようだ。


これからこんなちょっとしたことで膨れたり拗ねたりすんのか。


はぁ~


何か先が思いやられる。


まぁ、いつも俺の機嫌を取ってんだから少しの間くらいは仕方ないか。


ゆっくり風呂に入り


――





ガチャッ!


「ご飯出来てますよ」


「ん。先に髪乾かして来るから」


「はい」