「田部君、彼女は?」
「う~ん」
「どうしたの?」
「好きな人はいるんだけど―」
「まだ、告白してないの?」
「そういうこと」
「ハハハ…エラソーに云わないでよ。で」
「で って?」
怪訝そうに私を見て
「どんな人?」
「え~」
「教えてよ」
麻衣ちゃん家と私達の家の間にファミレスがあって、お茶を飲みに入った。
「何処で知り合ったの?」
「同じ職場」
「同僚かぁ。年は?」
「結構、聞くなぁ」
田部君、照れてる。
「やっぱり知りたいもん。田部君のハートを射止めた人って気になる」
「二つ上の先輩」
「二つ上かぁ」
「あぁ、だから恋人とかじゃまだないんだよ。たまに飲みに行ったり、飯に行ったりするだけで…告白は出来てない」
「どんな人?キャリアウーマンさん?可愛い系?」
田部君はコーヒーを一口飲んで



