「志織ちゃん、顔がにやけてるし」
あっ、いけない。
「え~そんなにカッコイイ人なの?」
「麻衣ちゃん、会ったの?」
「うん。志織ちゃんに会いに会社へ寄った時、一緒にお昼食べたの」
去年、麻衣ちゃんが買い物に出て来た時に紹介したんだっけ。
「志織ちゃんの旦那様、めっちゃカッコイイんだよ。だけど…俺様って、そんな感じしなかったよ。優しいし」
少しの時間なら猫被ります。
それに、基本女性好きだし。
「なんていうのかな、もうね、志織ちゃんが可愛くて可愛くて仕方ないって感じだった」
はぁ?
「ま、麻衣ちゃん、な、何を」
赤くなるじゃない。
「え~そうなの?いいなぁ」
「志織ちゃん、愛されてるのね~」
思い切り…恥ずかしい。
「麻衣ちゃんだってね!電話掛けて来たらおのろけのオンパレードだもんね」
「志織ちゃん、嫌だ~」
「ハハハ…フフフ…」



