Apasionado!2~俺様社長様の甘い誘惑~




「俺は…お前と出会えて、こうして一緒になれて、お前に愛されて、お前が幸せだと思ってくれて…俺も幸せだ。…お前が誰よりも幸せつったけどな」


「はい」


「俺もお前に負けず…幸せだ」


……





唇が…重なった。


……





「恭介さん」


「ん?」


「わ私…お荷物じゃないですか?」


「まだ云ってんのか、バ~カ!お荷物どころかお前がいないと、家も会社もやってけねえだろが」


「えっ?」


「認めたくはないけどな」


「……」


「俺…お前に浸食されてるようだ」


「嘘」


「嘘なんかつかねえよ」


「だ、だって」


「ん」


「浸食してるのは…恭介さんの方です」


「……」


「浸食されすぎて…恭介依存症じゃないかと」


「恭介依存症…何だそれ?」


「恭介さんがいないと淋しいし、恭介さんに頼り切りな気がします」