Apasionado!2~俺様社長様の甘い誘惑~




ケーキを食べ終わり


「お前も風呂入って来い」


「あっ、はい」


どうしよう、まだプレゼント渡せてないよ。


お風呂上がってからでいいかな。


「恭介さん、お酒飲まれますか?」


「いや、何か疲れたから寝る」


「大丈夫ですか?」


「あぁ」


珍しいな、恭介さんが疲れたなんて云うなんて。


どっか悪いのかしら。


「恭介さん」


「ん」


「具合…悪いですか?」


「大丈夫だ。単なる寝不足」


「それならいいですけど…じゃあ もう寝て下さいね」


「ん」


額にキスして、寝室へ―


仕事も忙しかったし、昨日、今日の接待ゴルフでくたびれたのかも。


ゆっくり休んでもらわなくっちゃ。


私もゆっくりお風呂に入って―


はぁ~幸せ。


髪乾かして、


あっ、そういえば七夕だった。


ベランダに出て


見えるかなぁ~


――