Apasionado!2~俺様社長様の甘い誘惑~




「いただきます」


一口食べて


「どうですか?」


「あぁ、美味い。甘味もこれくらいがいい…けど」


恭介さんは私の食べているケーキの大きさに驚いてるみたい


これ、ビックリするほど大きいかな?


まだ、四分の三程残ってるから、明日の朝食べよっと。


「ほんとに嬉しそうに食うな」


「はい」


「その顔でいつも俺を見てほしいんだけど」


ケーキを食べてる顔で恭介さんを…


そういえば前にも云われたな。


美味しそうに食べてると、その顔で俺を見ろって…


恭介さんをケーキって思えばいいのかしら。


それは…無理ね。


「ん?何が可笑しい?」


「えっ、あっ、いや…恭介さんをケーキとは」


「はぁ?」


「だから、恭介さんをケーキとは思えない」


「当たり前だろ。お前 また変なこと考えてんのか?」


変なことって…失礼ね。