Apasionado!2~俺様社長様の甘い誘惑~




後片付けを済ませ


「コーヒーですか?紅茶ですか?」


「コーヒー」


やっぱりね。


恭介さんにコーヒー私は紅茶。


ケーキを出して、恭介さんに見せる。


「ほんとに…作ったのか?」


「はい、作りましたよ」


信じてないのかしら。


「切りますね」


「俺、ちょっとでいいから」


「えっ?」


私のケーキ…味を疑ってる?


そんな私の顔を見たのか


「いや、美味そうなんだけどな、腹いっぱいだし」


「……」


「あ、明日また、食うから、な」


「はい」


ちょっとって…これくらい?


私は… 四分の一ね。


「はい、どうぞ」


ケーキとコーヒーを渡す。


ケーキは12㌢ホールケーキ。


スポンジの間に生クリームと桃。上に桃のババロア。


なんて美味しそうに出来たの。