そっと唇を合わせ
ボタンを外していく。


唇は首から胸へ―


胸からお腹へ―


―――


――





――


―――


――





私の目を見て


「美味かった」


また!


「恭介さんのバカ」

「クククク…」


羽交い締めして笑ってる。


「恭介さんのスケベ、サディスト、意地悪、バカ!」


「クククク…お前な、そんなこと云ったって説得力ないし」


「……」


「ん?何か云いたいことは」


「そ、そういう事を云うから嫌いです」


「フッ嫌いか。だけど俺は好きだ」


「……」


顔を上げて恭介さんの顔を見ると…優しく笑ってる。


「ん?」


「ズルい」


「フッ ズルいか。俺が嫌いか?」


「……」


「ん、志織?」


恭介さんに抱きついて耳元で


「好き…です」


「ん」


そっと唇を重ね


「おやすみ」