「恭介さん、どうしたんですか?」 「……」 ち、ちょっと何か話してよ。 顔が火照ってくるじゃない。 「クククク…お前、真っ赤」 真っ赤って! 「恭介さん!」 私の手を握りしめ 「いい加減に馴れろ」 「馴れませんって」 恭介さんの親指が私の手の平を撫でている。 上目遣いで見てるし。 ドキッとするほど色っぽい。 や、ヤバい。 心臓が激しくビートを刻んでる。 これじゃ部屋にいるのと一緒じゃない。 「志織…部屋に戻ろうか?」 「えっ?」 まだそんなに時間経ってないじゃない。