「お前は何処まで馬鹿なんだ」
「……」
私の顎に手を掛けて目と目を合わせて
「飽きるわけねえだろ。お前はケーキじゃないから」
「……」
「あんな、お前はケーキってより…麻薬みたいなもんだ」
ま、麻薬ですか?
「わ、私…恭介さんの体を蝕んでるんですか?恭介さんを滅ぼすんですか?は、廃人に」
「ククク…そ、そうかもな」
「恭介さん、笑い事じゃないです」
麻薬撲滅キャンペーン実施中でしょう、世間は!
私…撲滅されるんですか?
「ククク…ば~か!例えばの話しだ」
「……」
「麻薬みたいに手放せない。お前を知れば知るほど欲しい…飽きるなんてありえないから」
「……」



