「当たり前だ」


「はい」


お腹が空いてるので一気に食べた。


「ごちそうさまでした」


「ん。ちょっとは腹脹れたか?」


「はい」


「じゃあ俺も風呂に入ってくっから先に寝とけ」


「……」


「いいから。疲れた顔してるぞ」


「は、はい」


「ん」


恭介さんがお風呂場へ行き


私は食器を洗って寝室へ


ベッドに横たわり


恭介さんを待つ


――





んだけど…知らぬ間に寝てしまった。


――





夜中に目が醒めて


恭介さん…


恭介さんに抱きしめられていた。


恭介さんの胸に顔を埋めて


恭介さんの匂い。


フフ 何だか安心する。


恭介さんに包まれて再び眠った。