朝 目覚めるといつものように抱きしめられていた。
と、云うより私がすがり付いていた。
これもいけない。
私からすがり付いてどうすんのよ。
でも寝てる間のことには責任もてないし。
あっ、早く起きなくちゃ。
ぐずぐずしてたら恭介さんが起きる。
起こさないように静かに寝室を出て自分の部屋で身支度を整え朝御飯の用意を。
ガチャッ!
「おはようございます」
「大丈夫か?」
「えっ?」
あっ、夕べ…
「はい大丈夫ですよ。単なる湯中りですから」
「ん」
恭介さんも身支度を整えて新聞を読んでる。
「ご飯ですよ」
朝御飯を済ませ会社へ
いつもと変わらない日常が始まる。



