「クククク…そうだな」


「キ、キャッ!」


抱き抱えられてバスタオルにくるまれて寝室へ


恭介さんが覆い被さり


「ゥゥ…ゥン…」


激しく口づけを…


―――


――





――


―――


――





「チョコレートより美味かった」


「き、恭介さん」


な、何を云うのよ。


「クククク…またお前は…そんなに赤く染まってるとまた食いたくなるんだけど」


「き、恭介さん!き、今日は品切です」


頭から布団を被った。


「クククク…ハハハ…ば~か」


大笑いしながら布団ごと抱きしめて


「来月のホワイトデー期待してろよ」


「……」


来月のホワイトデー?


「クククク…ハハハ……」


恭介さんの笑い声がいつまでも響いていた。